歯とカラダのコラム

COLUMN

インビザラインは痛い?知っておきたい痛みのピーク・原因

こんにちは!

神奈川県伊勢原市伊勢原にある、ゆめの森歯科いせはらです。

「インビザライン矯正をはじめたいけど、痛みはどのくらい?」「痛みが長引いたらどうしよう…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

インビザラインは、透明で目立ちにくく、取り外しもできる便利な矯正方法として人気がありますが、人によっては装着時に痛みや違和感を感じることも…。

そこで今回は、インビザライン矯正で痛みが出やすい時期(痛みのピーク)や、痛みが起こる原因について、わかりやすくご紹介します

「どんな痛みなのか知っておきたい」という方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。不安を少しでも解消して、安心して矯正をはじめられるお手伝いができればうれしいです。

インビザライン矯正なら
\ ぜひゆめの森歯科へご相談ください! /

インビザライン治療実績紹介イメージ

インビザラインはどのぐらい痛い?ピークはいつまで?

インビザラインはどのぐらい痛い?ピークはいつまで?

透明で目立ちにくく、取り外しもできるインビザラインは、「気軽にはじめられる矯正治療」という印象がありますよね!ですが実際は、従来のワイヤー矯正と同じく歯を動かす治療なので、少なからず痛みや違和感が出る可能性はあります

その痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が歯がじんわり押されるような感覚」や「少し締めつけられるような違和感」と感じる方が多いです。

とくに、新しいマウスピース(アライナー)に交換した直後の1〜3日間は、痛みを感じやすいタイミング。この時期は違和感が強まることもありますが、多くの場合は次第に落ち着いていきます。

マウスピース矯正インビザラインの精密なシミュレーション画像

インビザラインは、マウスピース1枚ごとに少しずつ歯を動かす設計になっているため、歯や身体への負担が少ないのも特徴のひとつです。「最初は痛かったけど、すぐに慣れた」「思っていたより快適だった」という声も多く、治療を続けるうちに違和感や痛みにも順応していける方がほとんどです。

ただし、マウスピースが正しく装着できていなかったり、歯の動きが予定通りに進んでいない場合などには、いつもより強い痛みを感じることがあります。そんなときは無理せず、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

ワイヤー矯正と比べて痛みはどうなの?

インビザライン矯正は、ワイヤー矯正と比べると痛みが少ないと感じる人が多いです。

ワイヤー矯正では、歯にワイヤーを固定して一気に力をかけて歯を動かすため、
「ギューッと締めつけられるような強い痛み」や、
「食事ができないくらい痛い…」と感じることもあります。

さらに、ワイヤー矯正では装置が口内の粘膜を傷つけるリスクも…。

それに対してインビザラインは、1枚ごとにほんの少しずつ歯を動かす仕組みなので、
急激な力がかからず、ゆるやかに歯が動いていくのが特徴です。

そのため、「歯が少し押されているな」とか
「ちょっと違和感があるな」程度で済むケースが多いです。

できるだけ痛みが少ない方法で歯並びを整えたいという方には、
インビザラインがおすすめです。

インビザラインで痛みを感じる理由って?

インビザラインで痛みを感じる理由って?

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて、痛みが少ないとされていますが、全く痛みがないというわけではありません。

では、なぜ痛みを感じることがあるのでしょうか?

ここでは、インビザラインで痛みが起こる主な理由ついてお話していきます。

歯を動かしているため

インビザラインで痛みを感じるのは、矯正治療によって歯を動かしているためです。

どの矯正方法でも、歯を少しずつ理想の位置に移動させるためには、骨の中に埋まっている歯を動かす必要があります。その際に、どうしてもある程度の力が加わるため、「歯が押されるような感じ」や「浮くような違和感」が出てくることがあります

インビザラインでは、1枚のマウスピースで約0.25mmずつ歯を動かしていく仕組みです。ワイヤー矯正のように強い力で一気に動かすのではなく、やさしく段階的に力をかけていくので、比較的痛みが少ないとされています。

とはいえ、どんなに優しい力でも「歯を動かす」ことには変わりありません。とくに、新しいマウスピースに交換した直後は、歯に力がかかりはじめるタイミングなので、痛みを感じやすい時期です。

痛みの感じ方には個人差があり、「ほとんど気にならなかった」という人もいれば、「少しジンジンした」と感じる人もいます。こうした痛みは、矯正が順調に進んでいるサインでもあります。あまり神経質にならず、無理のない範囲で慣れていくことが大切です。

歯が後戻りしているため

マウスピースの装着時間が足りなかったり、数日間つけ忘れたりすると、せっかく動いた歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起きてしまいます。このとき、再びマウスピースを装着すると、歯の位置がずれているためフィットせず、強い圧迫感や痛みを感じることがあります

この痛みは、歯が予定通りに動いていないサインでもあります。放置してしまうと、治療が予定より長引く原因になることも…。違和感を感じたときは、早めに歯科医院に相談しましょう。
インビザラインは自分で着脱できるというメリットがある反面、装着時間を守らなければ十分な効果が得られません。1日20〜22時間の装着を意識することで、後戻りによる痛みを防ぎ、スムーズな治療を進めることができます

マウスピースの縁が粘膜を傷つけたため

マウスピースの縁が、口の中の粘膜に当たって痛みを引き起こすこともあります

とくに、マウスピースの縁が鋭かったり、フィット感が不十分だったりすると、頬の内側や舌などのやわらかい部分にこすれて口内炎ができたり、ヒリヒリとした痛みが生じることがあります

こうした刺激による痛みは、装着から数日で自然と慣れる場合がほとんどです。ただし、痛みが強かったり、症状が続くようであれば、我慢せずに歯科医院へ相談してください。

マウスピースの縁を滑らかに削って調整してもらうことで、症状が和らぐことがあります。

顎間ゴムを使用したとき

顎間ゴムを使用したときのイメージ

インビザライン治療では、上下の噛み合わせや歯並びのズレを調整するために「顎間ゴム(がっかんゴム)」を使用することがあります。

これは、上下のマウスピースや、歯につけた小さな突起(ボタン)にゴムを引っかけて、歯に引っ張る力を加えるものです。この力によって、上下の歯の位置関係を調整していきます。

この顎間ゴムによる力は、通常のマウスピース単体よりも強いため、使用開始直後は「引っ張られるような痛み」や「顎に違和感」を感じることがあります

ただし、この痛みはずっと続くわけではなく、ほとんどの方が数日で慣れてきます。

顎間ゴムの使用は、理想的な歯並びや噛み合わせに近づけるために重要なステップです。もし痛みが強すぎたり、うまく装着できなかったりする場合は、無理せず歯科医院に相談してみましょう。使い方のコツや調整方法を教えてもらうことで、不安なく進められるようになりますよ。

まとめ

インビザラインマウスピースのイラスト

インビザラインの痛みは、多くの場合、新しいマウスピースに交換した直後の1〜3日がピークです。その後は徐々に違和感も和らぎ、普段通りの生活を送れるようになります。

ワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、見た目も自然で取り外しもできるインビザラインは、「矯正したいけど痛みが心配…」という方にもおすすめの治療法です。

ただし、痛みが強く続いたり、装着に不安を感じる場合は、我慢せずにすぐに歯科医へ相談することが大切です。

ゆめの森歯科では、これまでに1400症例以上の豊富な治療実績を持つインビザライン主任ドクター・柏 英希医師を中心に、経験豊富な歯科医師が一人ひとりに合った治療をご提供しています

不安を解消し、患者様が安心して治療を続けられるよう、一人ひとりの症状や疑問にしっかり向き合い、丁寧にサポートしております。インビザライン矯正を検討している方や、痛みが心配な方も、どうぞお気軽に当院へご相談ください!