こんにちは。
神奈川県湘南エリアに4医院を展開するゆめの森歯科の理事長、宮前です。
毎日9時から18時まで、淡々と仕事をこなしてお給料をもらう。
そんな働き方があってもいいし、実際にそういうスタイルを望む人もたくさんいます。
ですが、もし「ゆめの森歯科」という場所で、同じ仲間と一緒に時間を過ごすのなら、その時間が「ただ働く」だけじゃなく、“なりたい自分”に少しずつ近づいていけるような、そんな時間であってほしいと願っています。
たとえば、「1年後にはこうなりたいな」とか、「あの先輩みたいになりたいな」とか。そんな目標や憧れを胸に、日々の仕事を通して一歩ずつ前進していける。
そんなふうに、同じ8時間を過ごすなら、それが自分にとって意味のある8時間にしていけると素敵ですよね。
人生のなかで、仕事に費やす時間はとても大きな割合を占めます。
だからこそ、「自分は、何のために働くのか?」「どこを目指して働くのか?」を意識することが、大切になってくるのです。
目指す場所があるから、進んでいける
よく私は、こんな例え話をします。
「散歩していて、ふと気づいたら富士山の頂上に立っていた」 ——そんなこと、現実ではあり得ませんよね。
富士山に登るためには、まず「登るぞ!」と決意し、しっかり準備をして、努力を積み重ねて、ようやく頂上にたどり着くものです。だから、ただフラッと散歩していて、気づいたら頂上にいるなんてことは絶対にないんです。
夢や目標に向かって働くことも、これと同じです。
なんとなく日々を過ごすのではなく、「こうなりたい」という夢や目標を掲げ、それに向かって準備をし、努力しながら少しずつ進んでいく。そうして少しずつ前へ進むことで、やっと理想の姿に近づいていけるんです。
結局のところ、自分自身が目指す場所を決めなければ、その場所にはたどり着けません。 だからこそ、努力して頂上にたどり着いたときに見る景色は、他には代えがたいほど特別なものになります。
人生の中で、仕事に使う時間は本当に大きなものだからこそ、その時間を「夢や目標に向かうための大切な時間」にしてほしい。
ゆめの森歯科では、スタッフ一人ひとりがその時間を有意義に過ごし、自分の夢や目標に向かって一歩ずつ進んでいけるように、 全力で応援していける存在でありたいと考えています。
「人生は、仕事だけじゃない」、だからこそ
私たちゆめの森歯科では、スタッフ全員に「年間の目標シート」を書いてもらっています。
仕事に関する目標はもちろん、「この時間にこういうことをしてみたい」「休日はこんな風に過ごしたい」といった、プライベートの目標も自由に書くことができます。
「職場でプライベートの目標を書くの?」と驚かれるかもしれませんが、人生って仕事だけじゃないですから、暮らしやライフスタイルに関する目標も、大切な“目指す姿”のひとつだと私たちは考えています。
大切なのは、自分の“なりたい姿”を明確に思い描き、それを仲間と共有できること。
そして、みんなで応援し合えることだと考えています。
夢を話せるって、こんなに嬉しい!
以前、ゆめの森歯科で働いていたスタッフの中に、「アイドルになりたい」という夢を持ったスタッフがいました。
ある日、夢を叶えるために、そのスタッフから退職の申し出を受けました。
そのときに私が言われたのは、「じつは、もともとアイドルが大好きで、自分もなってみたいと思っていました。でも、そんな理由で辞めるなんて恥ずかしくて…だから、退職理由はみんなには内緒にしてもらえませんか?」と。
その言葉を聞いて、私は彼女にこう伝えました。
「それって、あなたの大切な夢なんだよね?でももしそれを“恥ずかしい”と思うなら、やめた方が方がいい」「もし本当に人生をかけてアイドルになりたいって思ってその道に進むんだったら、ゆめの森歯科のみんなは絶対に応援してくれるよ。だから思い切って伝えてみた方がいい」と。
そう伝えると、彼女は少し迷いながらも、勇気を出して「アイドルを目指します」と周囲に打ち明けました。
すると、スタッフのみんなが自然と彼女を応援しはじめて、温かい言葉やエールが次々と届きました。
後日、彼女はこんなふうに話してくれました。
「夢を話してよかった。応援してくれる仲間がいるって、こんなにも心強いんですね。おかげで、自信を持って前に進めそうです。」
夢を語れる場所があること。 そして、その夢を心から応援してくれる人たちがそばにいること。 それは、新しい一歩を踏み出すための、大きな力になるのです。
ゆめの森歯科は、夢の“通過点”でもいい
そのアイドルを目指して退職したスタッフは、元々アイドルが大好きで「いつか自分も」と思っていたそうです。ですが、現実とのバランスを考え、「安定のために資格を取って働こう」と、歯科衛生士のライセンスを取ったのだと話してくれました。
そして、実際にゆめの森歯科で1年間働く中で、自分の気持ちとしっかり向き合い、「やっぱり夢に挑戦したい」「後悔したくない」という想いがどんどん強くなったといいます。そしてついに、「チャレンジしよう」と決断したのです。
その勇気ある一歩を、私は本当にすごいと思いましたし、心から応援したいと感じました。
人生は一度きり。だからこそ、自分の夢に真剣に向き合い、行動に移す姿は、何よりも美しく、尊いものだと私は思っています。
たとえ、ゆめの森歯科が“夢の通過点”だったとしても、それでいい。
ここで働いた時間が、自分の本当に叶えたい夢に気づくきっかけになったのなら、それだけで私たちは嬉しいんです。そんなふうに、自分の夢としっかり向き合える仲間たちが集まり、互いに応援し合える。そんなチームってすごく魅力的だなあと感じています。
「なりたい自分」を一緒に目指せる場所へ
目標も夢もなく、なんとなく仕事をこなすだけの毎日よりも、「こんな自分になりたい」「仲間の夢を応援したい」そんな気持ちを持って働けるって、すごく素敵だと思いませんか?
ゆめの森歯科は、そんな“夢を語れる場所”でありたい。
そして、一人ひとりの「なりたい自分」を、一緒に目指していけるような職場でありたいと考えています。