こんにちは!
神奈川県湘南エリアに4医院を展開するゆめの森歯科の理事長、宮前です。
今回は、2025年のゆめの森歯科のビジョンや、今後の動きについて少しお話しさせていただきます。
2025年はつながりを大事にしたい
2025年は「つながり」を大切にする一年にします。
新卒で入社する新しい仲間とのつながり、毎年ゆめの森歯科に実習に来てくれる学生とのつながり、さらには異業種の方々とのつながりなど、新しい出会いを一つひとつ大切にしていきます。
これまでも、ゆめの森歯科と患者様との一対一のつながりが広がり、新規の患者様も含めて、たくさんの方が当院へ足を運んでくださいました。
今年はさらに視野を広げ、より幅広いつながりを築き、そこからお互いに良い形で広がっていけるような取り組みを、2025年の大きなテーマとして進めていきます。
大学とのつながり
現在、大学との連携を進めており、専門医の先生と協力しながら、最新の研究や技術をゆめの森歯科へ導入する取り組みを進めています。
大学のラボと当院の院内ラボ、そして診療の現場をつなぐことで、地域の歯科医院でありながらも大学レベルの診療を実現し、患者様に最先端の知識・技術・情報を提供できる環境を整えていきます。
特にこの連携している大学は、歯科技工の分野で日本トップクラスの実績を誇り、所属する技工士の方々も技工士向けのセミナー講師を務めるほどの高い技術力を持っています。現在、技工士の皆さんと連携を深めながら、当院の院内技工士のスキル向上や情報共有の強化にも力を入れています。
また、6月には大学の専門医の先生が正式にゆめの森歯科の一員として加わる予定です。デジタルデンチャー(デジタル技術を活用した義歯)や、補綴科で研究されているスポーツマウスガードのデジタルスキャン技術など、最先端の歯科医療をより積極的に導入し、患者様にとってより質の高い治療を提供できるよう努めてまいります。
専門医とのつながり
こちらも大学との連携の一環ですが、ここ数ヶ月の間に、麻酔科の専門医の先生が当院で診療を行うようになりました。この連携により、町のクリニックでは対応が難しい治療にも踏み込み、一歩先の専門的な歯科医療を地域の皆様へ提供できるようになりました。
さらに、今年2月からはドクター向けの研修プログラムも始動します。マイクロエンド(マイクロスコープを用いた根管治療)の分野で著名な講師を招き、2ヶ月に1回のペースで院内セミナーを開催予定です。この研修を通じて、当院のドクターがより高度で質の高い根管治療を提供できるよう、環境を整えていきます。
また、昨年は年間を通して毎月、インビザライン(マウスピース矯正)の勉強会を実施しました。今年はさらに、マイクロエンドをはじめ、大学の補綴科が研究を進めているデジタルデンチャーやCADシステムを活用した治療技術など、次世代の歯科医療を臨床に取り入れられるよう、学びを深める一年にしていきます。
実習生とのつながり
当法人では、歯科衛生士学校の実習生を受け入れ、マンツーマンでの指導を行っています。実習生たちは、これから医療の現場へと羽ばたく大切な存在です。歯科業界全体の発展を支えるためにも、次世代の育成に貢献できる環境を整えることは、私たちのクリニックの重要な役割の一つだと考えています。
現在、藤沢院では「横浜歯科医療専門学校」から3名、伊勢原院では「大原学園(東京町田歯科衛生学院専門学校)」から8名、「湘南歯科衛生士専門学校」から3名の実習生を受け入れており、グループ全体で常時11~12名が臨床実習を行っています。学生たちは、現場での経験を積むだけでなく、社会人としてのマインドを養い、先輩衛生士との交流を通じて学びを深める機会も得ています。
歯科衛生士の実習は、基本的に2年生の夏から3年生の夏までの約1年間にわたって行われます。当院では、入社2~3年目のスタッフが中心となって実習生の指導を担当しています。一定の臨床経験を積んだスタッフが指導に関わることで、実習生への教育を通じて自身の学びを深めたり、スキルを再確認したりする機会にもなっています。
幼稚園や異業種の方とのつながり
地元の八雲幼稚園からご依頼を受け、幼稚園の理事長先生とも直接お会いし、園医として関わることになりました。
園児は約250名と規模も大きく、6月には歯科健診を実施するなど、その時期ごとのイベントに合わせたサポートを行っていく予定です。
最後に
ゆめの森歯科では、患者様とのつながりが日々深まっています。最近では、遠方から来院された患者様から「家の近くにも、ゆめの森歯科をつくってほしい」という声が寄せられることも増えてきました。
歯科医院は「痛い・怖い」というイメージを持たれがちですが、当院を必要としてくださることが本当に嬉しく、大きな励みになっています。
これからも、こうしたつながりを大切にしながら、地域の歯科医院でありながらも大学病院と同等のレベルの診療や情報提供ができる環境を整えていきます。さらに、スタッフが常にスキルアップできる場をつくり、成長を支え続けられる医院を目指していきます。