子どもにむし歯ができやすいのはなぜ?原因や放置するリスクって?予防法も紹介

こんにちは!

神奈川県伊勢原市伊勢原にある、ゆめの森歯科いせはらです。

子どもにむし歯ができてしまったら、落ち込んでしまうママさんやパパさんも多いですよね…。

「なぜむし歯になってしまったのか?放置するとどうなるのか?」と、心配な点がたくさん出てくると思います。

じつは、むし歯になるのにはいくつかの原因があり、放置することで顎の発育や歯並びへの悪影響など、さまざまなリスクも潜んでいるため注意が必要です

そこで今回は、子どものむし歯の原因や放置するリスク、そして効果的な予防法についてご紹介します。お子様の健康な歯を守るために、どんな対策ができるのか、一緒に確認していきましょう!

子どもがむし歯になりやすい原因って?

子どもがむし歯になりやすい原因って?

乳歯のむし歯に穴があいてしまう原因は、じつはひとつだけではないんです。生活習慣や食事の内容、歯磨きの仕方など、普段のケアが大きく関わってきます。

ここでは、子どもが虫歯になりやすい主な原因についてご紹介します。

原因⓵|乳歯はエナメル質・象牙質の厚みが薄いから

乳歯のエナメル質・象牙質は、永久歯のおよそ半分の厚さしかないため、虫歯が進行しやすいといった特徴があります。

エナメル質は歯の一番外側を覆っている組織ですが、そこに穴が開いてしまうと、下にある柔らかい象牙質までむし歯が進行し、急速に広がってしまうのです。

原因②|痛みが出にくくむし歯の進行に気づきにくいため

初期むし歯はほとんど痛みを感じませんが、進行するにつれて痛みが出てきます。  

ただ、お子様の場合は、まだ痛みを感じる器官が発達しきっていないため、乳歯にむし歯ができても痛みを感じにくいことがあります。  

そのため、親御さんが気づかないうちにむし歯が進んでしまうことがあります。

原因③|子どもの食生活によるもの

むし歯になりやすいかどうかは、じつは子どもの食生活と深く関係しています。  

とくに砂糖はむし歯菌の大好物。口の中で酸を作り出し、歯を溶かしてしまいます。甘いお菓子やジュースをよく飲む習慣があると、どうしてもむし歯のリスクが高くなってしまうんです。  

意外と見落としがちなのが、健康に良さそうなスポーツドリンクや乳酸菌飲料。これらにもたくさんの砂糖が含まれています。  

また、みりんやケチャップ、カレールーなどの調味料も、糖分が多めなので要注意。菓子パンやシロップ漬けのフルーツも手軽で美味しいですが、糖質が多いので食べる量を意識しなければなりません。  

原因④|だらだら食べ・だらだら飲みもむし歯の原因に…

子どもがちょこちょこと長時間食べ続ける習慣は、気づかないうちにむし歯のリスクを高めているかもしれません。  

お口の中は通常、中性に近い状態ですが、食べ物を口にすると酸性に傾きます。唾液の働きで少しずつ中性に戻る仕組みになっていますが、ずっと食べ続けていると、お口の中が酸性のままになり、歯の表面のエナメル質が溶けやすくなってしまうのです。  

とくに、アメやガム、グミなど長く口の中に残るものをちょこちょこ食べ続けると、むし歯のリスクはさらに上がります。同じ量の砂糖を摂る場合でも、一度に食べるより「だらだら食べ」するほうが、歯にとっては大きな負担になります。  

とはいえ、小さいお子様は1回の食事で十分な量を食べるのが難しいため、おやつで栄養を補うことも大切です。ただし、そのおやつも「時間を決めて食べる」ことや、「第4の食事として栄養バランスを意識する」ことも重要。  

おやつをただの間食ではなく、成長に必要な栄養をしっかり補える食事のひとつとして考えることが大切です。

原因⑤|歯磨きがまだ上手くできないため

小さな子どもが自分だけで上手に歯を磨くには、まだ難しい時期です。  

歯ブラシの使い方がぎこちなかったり、細かい部分まで意識して磨けなかったりするため、磨き残しが多くなりがち。その結果、歯垢がたまり、むし歯のリスクが高まってしまいます。  

とくにイヤイヤ期の子どもは、歯磨きを嫌がることも珍しくありません。仕上げ磨きをしようとしても「イヤ!」と拒否されてしまい、しっかり磨けないまま終わってしまうこともあります。

子どものむし歯を放置するとどうなる?

子どものむし歯を放置するとどうなる?

子どもの乳歯のむし歯を放置していると、早ければ1週間から1ヶ月程度で、むし歯がかなり進行してしまうこともあります。  

そのままにしておくと、歯に痛みや腫れが出てくることがありますし、さらに虫歯が進むと最終的には歯を抜かなければならなくなることもあります。  

また、むし歯が大きくなると、感染が広がって他の歯や歯茎にも悪影響を及ぼすことがあります。  

さらに、むし歯が原因で食べ物をうまく噛めなくなると、顎の発育にも悪影響を与えたり、早期にむし歯で乳歯を失えば、将来の歯並びに影響を及ぼしたりすることもあります。  

そのため、子どものむし歯予防と早期の対応は、健康な歯を守るためにとても大切です。

子どものむし歯のなりやすさは改善できる?予防法は?

子どものむし歯のなりやすさは改善できる?予防法は?

子どものむし歯のなりやすさは、食生活や歯磨きの習慣を少し見直すことで改善できます。 

まずは食事に気を付け、バランスの取れた食事を心がけましょう。砂糖が多いおやつや飲み物の摂り過ぎに注意し、食べる時間を決めることで歯を守ることができます

また、食後の歯磨きはとても大切ですが、まだ小さな子どもは自分でしっかり磨くことが難しいため、親御さんが仕上げ磨きをしてあげることが重要です。

さらに、定期的な歯科検診を受けることもむし歯予防につながります。歯科医院でフッ素塗布を受けることで、歯が強化され、むし歯になりにくくなります。

早めに対策をはじめて、健康な歯を守っていきましょう!

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まとめ

まとめ

お子様にむし歯ができてしまうと、心配になりますよね。

でも、ご安心ください。早めに気づいて対処すれば、むし歯を予防することは十分可能です!

毎日の食事や歯磨き習慣を少し見直し、定期的に歯医者さんでチェックしてもらうことで、むし歯のリスクを大幅に減らせますよ。

お子様の歯の健康に不安を感じたときは、ぜひ当院にご相談ください!

お子様一人ひとりに合わせた予防方法や治療法をご提案し、むし歯の進行を抑制・予防するサポートを行います。また、むし歯予防だけでなく、食生活や歯磨きの習慣改善についてもアドバイスさせていただきます。

定期的なチェックアップを通じて、健康な歯を育てるお手伝いをいたしますので、まずはぜひ一度ご来院ください!