笑うたびに手で口を覆ったり、人前で大きく口を開けることをためらったり・・・歯並びの悪さが気になり、コミュニケーションや交流の時間を思うように楽しめない方は多いのではないでしょうか。家族や友人から歯並びについて指摘され続け、根強いコンプレックスに悩んできた方も少なくないかもしれません。
私たちにとって、顔は第一印象のなかでももっとも大切な場所の一つです。特に歯並びは会話や笑顔を見せるときになくてはならない場所で、バランスの悪さや乱れがあると相手に良くない印象を与えてしまうことがあります。
歯並びのコンプレックスは治療で改善することが可能です。笑顔に自信がもてる日常生活を送るために、矯正治療を始めませんか?
歯並びが悪さによるデメリットは外見上の問題だけでなく、口腔環境の状態にも深くかかわってきます。
歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなり、食事中の咀嚼がうまくできなくなります。これによって食べかすが歯にたまりやすくなり、虫歯のリスクが高まります。
また、ブラッシングがしにくいために歯垢を落としきれないことから、歯周病になる可能性が高まるケースも多いです。
バランスの悪い歯並びによって噛み合わせが乱れると、咀嚼するときの力がしっかりと歯に伝わりません。その結果、歯に加わる力が不安定になり、歯が動揺して歯周病のリスクにつながってしまいます。
通常、歯並びが整っていて噛み合わせが良い状態にあれば、咀嚼時の力のバランスが正常におこなわれます。しかし歯並びが悪いとそれぞれの歯に均等な力が加わらず、特定の歯にだけ負担がかかるようになり、最終的に欠けてしまうことがあります。
あごの痛みや口の開けづらさをもたらす顎関節症は、歯並びの悪さによっても起こりうる症状です。歯並びと噛み合わせの悪さによってあごにかかる力のバランスが崩れ、さまざまな原因と合わさって顎関節症に発展するケースが多いです。
歯並びの悪さによって身体の不調が起こりやすくなるケースも多いです。特に以下のような不調に心当たりがある場合、歯並びが関係している可能性が考えられます。
私たちが食べ物を噛むときに使う筋肉は、肩や頭と深いつながりを持っています。ここで噛み合わせの悪さがあるとバランスが崩れ、肩や頭の周辺にある筋肉が緊張し、肩こりや頭痛などの症状が起こりやすくなります。
歯並びの悪さによってこれらの症状が見られる場合、一時的なマッサージやケアだけでは根本的な解決はできません。
噛み合わせが悪いと咀嚼がうまくできなくなり、食べ物をきちんと噛んで消化することが難しくなります。そのため胃腸にかかる負担が増え、内臓の調子が悪くなってしまいます。
歯並びの悪さを原因とする口腔機能の乱れ、身体の不調、コンプレックスは、矯正治療によって解決が期待できます。
審美目的で部分的な矯正をすることも役立ちますが、骨格から歯並びをしっかりと整えていくなら、治療も兼ねた歯列矯正を受けることが理想です。審美目的での矯正治療と比べて時間がかかりますが、その分歯並びや噛み合わせの安定性はより適切になります。
ゆめの森歯科では、大人の方向けにブラケットとワイヤーを用いた「ワイヤー矯正」をご用意しています。長い時間をかけて装置を使い、着実に歯並びを整えていく方法です。
ただしワイヤー矯正は見た目の問題が生じるケースもあるため、当院では少しでもストレスを軽減できるよう、透明な「クリアブラケット」を使って治療をおこないます。ブラケットが目立ちにくく、治療期間中に見た目を気にしすぎずに過ごせると、患者さまからも喜んでいただいている方法です。
また、クリアブラケットは歯やあごへのフィット感が良く、歯の移動がスムーズであるという特徴があります。見た目に目立ちにくいと同時に口腔環境に負担がかかりにくい方法をご希望の方には、ぜひおすすめです。
「歯並びが悪いと、外見上のコンプレックスが生まれる」とは、一般的に広まっている考え方です。しかし、歯並びの悪さは噛み合わせにも影響するため、結果的には口腔機能や全身の健康にも大きく影響を与えています。
矯正治療を始めるにあたり、「タイミングはいまがいいのかな?」「ここまで費用をかける価値があるのかな?」と迷いがでるのはみなさん同様です。しかし、治療完了後には「もっと早くやっておけばよかった」と感じるのもみなさん同様です。正面からの印象はもちろん横顔も美しくなり、笑顔や人との関りに自信が増していきます。長い間抱えていた体調面での問題も解決され、ライフスタイルをもっと楽しめるようにもなるでしょう。
そのような願いを叶えるため、当院では矯正歯科治療をおこなっています。矯正専門医による専門性の高い治療を行い、患者さま一人ひとりに満足していただけるよう努めています。
歯並びや矯正治療に関するお悩みがあればお気軽にご相談ください。
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