虫歯や歯周病、事故で失った歯は、となりの歯やかみ合わせに影響が出ないように早めに治療する必要があります。また、合わない義歯(入れ歯)を使っていると、体調不良や食事も不自由になることがあります。
そのような悩みの少ない歯の欠損治療方法が、インプラント治療です。当院では、CT検査や治療カウンセリングなど、患者さま一人ひとりに適切な治療をご提供できる環境を整え
ていますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
インプラント治療とは、虫歯や歯周病、事故によって失った歯を補うための治療法の一つです。あごの骨に支台(アバットメント)をつける外科的処置をおこなった後、セラミックでできた人工の歯を被せていきます。
従来では義歯(入れ歯)治療やブリッジ治療によって補うケースが一般的でしたが、1910年に登場して以来、改良と進化を経て患者さまから評価を集める治療法に育ちました。
抜歯後の欠損を補うための新たな可能性として注目を浴びてきたインプラント治療には、次のようなメリットがあります。
インプラント治療では人工の歯根を顎の骨に埋め込むため、インプラント体を支える土台とインプラント体がしっかりと合わさります。そのため、噛んだ時にずれたりはずれたりする心配がないと同時に、強い力を入れて噛んでも破損するリスクが低くなります。
また、噛む力があごに伝わりやすいことから、天然の歯に近い噛み心地で食事を楽しむことができます。
人工の歯に使われるセラミックは、色やつや、透明感が天然の歯にとても近い素材です。よって、見た目に自然で白く美しい歯を手に入れられるようになります。
また、義歯やブリッジの場合は、笑った時に金属が見えることがありますが、インプラントなら他人に気づかれにくく治療を受けても外見的なコンプレックスを感じずに日常生活を楽しめます。
部分入れ歯やブリッジも歯の欠損を補う方法として役立ちますが、部分入れ歯場合は、ほかの骨にばねをひっかけて固定します。ブリッジの場合は、となりの健康な歯を削る必要があります。
一方、インプラント治療では他の歯にまったく影響がありません。ほかの歯にダメージを与えない、お口全体の健康を希望される方にはおすすめです。
インプラント治療の技術を応用した「インプラント義歯」では、見た目と耐久性、機能面に優れた義歯(入れ歯)を装着することができます。天然の歯があったころのような使い心地と生活を希望される方にインプラント治療がぜひおすすめです。
ゆめの森歯科のインプラント治療では、、CT検査、カウンセリング相談、3D画像診断による治療計画の立案など、患者さまおひとりおひとりの状態に合わせた選択肢をご提案します。そのうえで満足度の高い治療ができるよう、専用のオペ室(ゆめの森デンタルオフィス内)など治療環境と設備にも細心の注意を払っています。
インプラント治療は天然の歯に似た人工歯をご用意できる治療法である一方、手術が必要な方法でもあります。従来のインプラントでは、治療する歯の抜歯後、2~3ヶ月の治癒を待ち人工歯根の埋入手術を行っていました。
当院では、抜歯後からすぐにインプラントを埋め込むことのできる「即時埋入インプラント」を取り入れています。
外科処置を一度で済ますことができ、治療期間も短縮されるため、患者さまへのご負担が軽減されます。
当院の歯周病治療を支える歯科衛生士インプラント治療をおこなうには、患者さまのあごの骨に十分な幅と高さがあることが必要条件となります。
あごの骨が不十分なことで、インプラント治療を受けられない患者さまも少なくなかったことを踏まえ、当院では「サイナスリフト」「ソケットリフト」による骨再生法をご提案し、インプラント治療をご提供することを可能にしました。
サイナスリフトはあごの骨が5㎜以下、ソケットリフトはあごの骨が5㎜ある場合に用いる方法です。どちらも移植骨や骨充填剤で骨の量を増やし、インプラント治療ができる状態を整えていきます。
上顎の骨の高さが5mm以下の場合は、人工歯根のねじ部分には一定の長さがあるため人工歯根を埋め込んでも上顎洞に飛び出してしまいます。そのため、サイナスリフトでは移植骨や骨補填剤を注入して骨を増やし、インプラントを可能にします。
サイナスリフトと同じく骨再生法ですが、上顎の骨の高さが5mm以上の場合に用いる方法です。人工歯根を埋入する穴から上顎洞底部に人工骨や骨補填剤を注入して骨を増やし、インプラントを可能にします。
インプラント治療に歯科用CTを取り入れることにより、骨の厚みや硬さ、神経や血管の位置が把握しやすくなり、より安全性に優れた治療が可能になります。また、患者さま一人ひとりに適したインプラントの長さや挿入時の角度を正確に把握することができ、より満足度の高いインプラント治療を実現することができます。
サージカルステントとは、インプラントを埋め込む際に位置や方向を示してくれる歯科治療の装置です。患者さま一人ひとりに適したインプラント治療を完了させるには、形や長さが良いインプラントをご提供することはもちろん、位置や方向にも十分に気を配る必要があります。それを可能にしてくれる手段が、当院が導入しているサージカルステントです。
インプラント治療には、適切かつ万全な治療がおこなえる場所が欠かせません。当院ではインプラント専用のオペ室(ゆめの森デンタルオフィス内)をご用意し、最初から最後まで患者さまに納得していただける治療ができるように努めています。
当院のインプラント治療は、歯科治療における臨床技術担当理事を務める歯科医師がおこないます。技術面でも安全性でも安心できる治療を受けていただけます。
当院のインプラント治療の流れは、以下のようになります。
まずはご来院ください。ご予約の際に現在のお口の症状や状態についてお伝えください。
インプラント治療に必要な検査をおこない、口腔環境を確認します。インプラント治療ができる状態の骨の量があるかを把握し、結果に応じた治療計画を作成します。
インプラントを埋入するための外科手術を行います。手術の際には局所麻酔を使います。
親知らずの治療と同等の処置なので、麻酔をすれば痛みはありません。
骨とインプラントが結合するまで待ちます。平均して2か月から6か月かかります。
インプラントと骨が結合してから、支台(アバットメント)を取り付けます。
歯の形や噛み合わせにあわせたセラミック歯を装着したら、治療完了です。
インプラントを長持ちさせるため、定期的なメンテナンスとホームケアを始めていきます。
虫歯の症状や状態に合わせ、治療をおこないます。また、日々のブラッシングやデンタルケアについて必要なポイントについてもお伝えします。
インプラント
術前診査・相談 | 22,000円 |
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1次手術(1歯につき) | 220,000円 |
2次手術(1歯につき) | 55,000円 |
1・2次同時/1回法(1歯につき) | 275,000円 |
※(単位:円、金額は全て税込)